夕日が海に溶ける頃
全てのものがセピア色に包まれていく

あなたとの思い出までも
古い写真のように色あせて行くような
そんな気がして一人来た 海

忘れられないアナタへの想い

捨てたいから波うち際に「すき」と書いた

波がさらって行くように
この気持ちも いつか流されて行くのでしょうか


心地よい 春の風が耳元をくすぐる

キラキラ光る陽の光が眩しすぎる位に素敵

小っちゃな春の妖精がいっぱい飛び出して来て はしゃぎ回ってる

まるで二人を祝福してくれるみたいに…

そんな ささやかな幸せの中で
恋の魔力はとっても偉大

優しく頬にくちづけくれれば
もうアナタのとりこ…


゙鏡よ鏡よ ねぇ 鏡さん?私 キレイ?゙

あの人 なんて言ってくれるかしら?

さっきから ずぅっと鏡に向って一人芝居

だって今日は あの人と初めてのデイトなの

学校中のアイドル
女の子の憧れの的

そんな素敵なあの人への
三年間の片思いも昨日でGood-by!!

心臓が破裂しそうなくらい
ドキドキしながら渡した
映画のチケットと「好きです」の四文字

あの人からのプレゼント
最高の笑顔とOKの返事

さぁ 急がなくちゃ!!
ねぇ 鏡さん おかしくないよね?


小鳥のさえずりで目覚めた朝

隣にはアナタが眠ってる

木もれ陽がキラキラとアナタの顔を照らして
幸せそうな私が見つめてる…

そんな夢を見ました

明日はアナタと初めての旅

清里のペンションに行くの


恋する女の子は綺麗になれると言うけれど

まるでガラス細工なの

透き通ってキラキラ輝いているけれど壊れやすい

臆病になってしまう

アナタの声が聞きたい

いつも一緒にいたい

優しく肩を抱いてほしい

だけどアナタにしつこい女だと思われないかしら?

そんな不安が頭をよぎる

自分の気持ちに素直にアナタを愛しすぎてしまったから…


雨の日曜日 朝から、ずうっと待っているのに
聞こえるのは雨音ばかり…

あんた壊れちゃったの?

そう電話に文句つけてみたってバカみたい

アイツからのTEL来ない…
アイツが走ってやって来る

そんな姿を期待してみたけれど
外は私のハ−トのように
泣き出しそうなダ−ク空

不似合に咲いた傘の花

窓ガラスに息を吐きかけ
バカと書いたら 雫がすぅっと伝わった

「じゃあ 日曜日に!」

そう言って別れたアイツの笑顔が浮かんで消えた


いつも優しいあなた様

だけど最近ちょっぴり物足りない

デ−トはいつも手をつなぐだけ

付き合い始めて 三ヶ月

保護者じゃないでしょ

ねぇ Darling

友達の話 聞かされる度
うらやましくなるの

時には荒々しく強引に唇を奪って欲しい

Kiss me Darling

あなたになら構わないのに

それとも私は妹なの?

ねェ 優しさも時には罪つくり
女の子を不安にさせる

私からMotionかけてみたいけど
やっぱり あなたが先に愛を証明して欲しい

Hold me Darling


思いがけずアナタからの電話

私 小さな女の子のように、はしゃいでる

懐かしいアナタの声が聞こえる

もう私 死んでもいいと思ってる


太陽の祝福の中でアナタと手つないで歩いてみたい

そんな憧れがないと言えば嘘になる

他人が言う幸せなんて、なくてもいい

アナタは素敵なあの女[ひと]のものだと分かっているから

だから せめて夜はアナタに会いたい

夜の女神が見守る中で…


金色の夕日が海に溶けていく瞬間 アイツが言ったけ

おまえの18のBIRTHDAYに
このデッカイ太陽をバックに
誰よりも綺麗にオマエの事 撮ってやる!!

幼なじみでカメラマン志望の秀ちゃん

瞳を輝かせながら話す横顔 やけに眩しくて嬉しかった…

だけど他に撮る娘 見つけちゃったんだね

だから今日は一人
あの日と同じように夕日を眺めてます

ちょっぴりセンチメンタル 涙… 一粒


今日みたいな日はキライ 雨はキライ

アナタから さよならを言われた あの日…
丁度 こんな雨の日だったから

アナタから呼び出されて行った馴染みの喫茶店

いつもの紅茶に口もつけず
窓越しに座って外を眺めているアナタ

それだけで もう判ったの

アナタの瞳は もう私を見てない

心も もう私のものじゃない

あぁ あなたの唇が動いているのがボンヤリ見える

涙が溢れてきて よく判らない

君をキライになった訳じゃない

でも彼女のコトを…

優しい言い訳なんて聞きたくない

気持ち置き去りのまま 店を飛び出したワタシ


心ウキウキ
今日は あの人に会える日

あの人と私 ただ挨拶する程度の関係

でも顔を見るだけで胸がときめく

ほんの一言 言葉を交わすだけで
心臓はドックンドックン飛び出しそうなの

何を着て行こうか鏡の前で三時間フッションショ−

こんな気持ち 生まれて初めてなの

あの人の特別な 女のコになりたくないなんて言ったら 嘘になるけど

でも いいの 今は思っていられるだけで
し・あ・わ・せ だから


神よ あなたに感謝します

あの人とめぐり会えた事

現在あの人と同じ空気を吸って 生きているコトを

失恋して泣き崩れて
二度と恋なんかしないと誓った あの頃
あの人と出会ったの…

優しい言葉を信じられなくて
恋するのが恐かった

あの人に惹かれていく 自分を感じながら
必死で気持ちを抑えていたわ

でも あの人の笑顔が私の中の氷を溶かして行った

今を…今だけを考えてみないか

その一言で吹っ切れたような…

いつか あの人ともサヨナラの時が来るかも知れない

でも その時は きっと一晩 泣いて
サヨナラが言えそうな気がするの


アナタと一緒に居られるのなら

他人から後ろ指さされたって構わない

私 思っているのにアナタは違うのね

「もっと自分を大切に」

優しい言葉?

うぅん 本当はアナタは今の自分の生活が大事なだけなのね

分かってる…

分かってるけど

それでもアナタが好きなの


友達でも構わない

そう言い出したのは私

もう後悔してる

やっぱり愛して欲しい

叶わぬ夢と分かってはいるけど

でもアナタ 私の気持ち知ってたはずだわ

あんまりね…

それとも そんなに鈍感?

嘘よね…

アナタとっても意地悪だわ


ねぇ 誰か教えて
彼を振り向かせる方法

ねぇ 誰か伝えて
私のこの想い

アナタが好きと何万回も呟いたわ 心の中で…

雨に曇った窓ガラスにアナタの名前をなぞってみたわ


大事な物には触れないで綺麗に飾っておく

それがアナタ流の優しさね

どうして抱いてくれないの? そう尋ねても

「君を好きだから」

そう答えるでしょうね

でも女の子は待ってるの 強引な愛

優しくなくて構わない

信じられる愛を私にも下さい


この世で一番 幸せなのは誰?

そう鏡に向かって呟いた

もちろん僕たち 二人さ

その声に振り返れば いつの間にかアナタ…

包みこむような優しい微笑みを浮かべながら
いきなりオデコにKISS

おまじないさ!!

幸せが続きますようにってね


女の子とっての魔法の呪文

それは「キレイだね」

それが お世辞でも言われると本当に綺麗になって行く気がするの

その言葉 アナタに言われたら最高ね

耳元で囁く甘い言葉

背中に感じて胸が震える

アナタのためなら 天使よりも輝ける


砂時計 一粒一粒の小さな砂が崩れ落ちながら過ぎて行く

時を知らせるようにアナタへの想いも時と共に忘れ去る事が出来ればいいのに…

アナタから貰ったピンクの砂時計は たった30秒で終わるのに…

アナタと別れて三ヶ月
私の胸の中 アナタの事でいっぱいです


アナタとつり合う女になりたくて

赤いペディキュア 真夜中にこっそり付けてみた

だけど はみ出して上手く塗れなくて

悲しくなって なぜか涙がこぼれたの

まるで今の私みたい

いくら背伸びしてみても
アナタとは つり合わない つり合えない

アナタは大人 私は子供

あぁ アナタの「お嬢ちゃん」の言葉が胸に突き刺さる


「好き」という言葉でアナタの愛を得られるなら

声が枯れるまで 声が出なくなるまで何万回でも叫ぶのに

私の想いは届かない

アナタに振り向いて貰う事は無理ですか?


一度きりの生まれて初めての口づけ

思い出すと胸が痛むわ

強引に愛を告白した私に困惑顔のアナタ

アナタにいい女性いたって構わない

ほんの少し私に興味を持ってくれるだけでいい



追えば追うほどアナタ遠くなる

分かっているけど
追わずにいられないの

他になす術を知らない

恋の掛け引き出来るほど器用じゃないの

でもアナタ
やっぱり遠去かる

もう手をいっぱい伸ばしても届かないね


十八歳の恋レター

あなたから1万キロメートル離れた水辺の国から 恋しい人へエアメール

遠く離れて
気持ちは前より近くみたい

海からの青い風 頬に受け
あなたへの想い綴ります


ラジオで朗読された詩

夏の星座が煌めくダイヤモンドなら

冬の星座は細かく砕いた氷のかけら

ピ―ンと張り詰めた空に星の瞬きが揺れています

天の川も凍りつき
寒そうに震える星座の中で
白鳥だけが元気に夜空を羽ばたいています

真っ黒な大空に向け
翼を広げる日は
遠い空の彼方から
私に囁きかけているよう

羽ばたきなさい
もっと高く

羽ばたきなさい
もっと強く

1984年12月7日放送


誰もが同じ星空の下に暮らし
誰もが同じ日の光を浴びる

今日 笑顔で一日を終えた人もいれば

涙の中で一日を終えようとしている人もいる

宇宙の大きさから比べれば
人間なんて ほんのちっぽけな存在

でも気持ちの持ち方で
人の心は宇宙よりも大きく広がります

涙に暮れた人には 微笑みを

倒れた人には そっと手を

さりげなく そして何気なく

この地球に生きる全ての人に

そして あらゆる生きる物たちに
幸せをそっと捧げたい

もうすぐ始まろうとしている
新しい年に向けて…

1984年12月24日放送


天まで届くような大きな木

冬は旅人のために風をさえぎり

夏は旅人のために木陰をつくる

365日、旅する人は
それが当然のように
この木の陰で休んで行く

でも誰か一人くらいは気が付かないかしら?

この木が一年中
自然の厳しさと闘っていることを

冬には雪に埋もれ

夏には暑い太陽の日差しを受けることを

何も言わないけど
辛くて涙を流したい事もきっとあるはず

それでも一年中
旅人を優しく迎える大きな木

1985年1月7日放送


親しい友人に託された詩

振り向けば
いつもそこには
アナタの笑顔

淋しい時には優しい言葉

泣いて飛び込こめる
温かな胸があった

そんなアナタの優しさを
当たり前に感じ過ぎて
気づかなかったバカな私

戻れるものなら
あの頃に帰りたい

けれど壊れたオルゴールは
二度とそのメロディーを奏でてはくれないの

アナタの笑顔
もう私に向けては貰えない

あなたの笑顔
もう今は他の誰かのもの

「いいお友達でいよう」

あなたに言われた
この言葉

ナイフのように
私の胸に突き刺さってる

「ズルい…酷い 今更そんな…」

叫べなかった私の心

行く宛もなくて…



『Hart Jack』コンサートで朗読された詩

【自作詩@】
ねぇ…あなたは誰?
応えてもくれない…
でも確かに優しい囁きを聞いた…

口づけも唇が動いて
初めて会った人なのに…

なんだか懐かしいような不思議な感じ。

まだドキドキしてる。

全て夢…?そうかもしれない…

でも…もう一度
アナタにきっと会えると信じてます…。


【自作詩A】
アナタの腕に捕まって
一緒に町を歩いてみたい…。

そんな夢を見なかったと言えば嘘になる。

でも…それは許されないと分かっているから。

アナタはもう他の誰かのものだから。

私は夜の女神の中でだけ
夢の中だけでも構わない…。

今夜、一晩だけはアナタに愛されたい…。


【自作詩B】
こんなに傍にいるのに
アナタがいない。

ハートは大雨荒れ模様…。
なのに強がりの笑顔。

あなたの前で
素直に涙なんか流して見せたら

アナタは戻って来てくれるかしら?

なんて虚しい期待かな…。

離れ離れになった心は
もう戻らないネ


【自作詩C】
空がベルベットに変わり
お気に入りの宝石箱をひっくり返したみたいに段々と星が集まって来ます。

今日は星達のパーティーです。

中央をゆったりと流れるのはミルキーウェイ。

ミルキーウェイがシンフォニー。

美しいウタダキはアンドロメダ星雲です。

そして、長い時間、旅して、久しぶりに仲間入りのホウキ星もいます。

さあ、楽しい一時を一緒に…。

ミルキーウェイはシンフォニー

銀河の音はシンフォニー

1986年4月5日









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