住田紘一


住田紘一

住田紘一(すみだこういち 1982年9月29日生)
 [殺人犯]


 大阪府生まれ。大学卒業後、岡山県に本社を構える情報処理系会社に就職した。

 2011年9月30日、住田は勤務先である岡山県岡山市の会社に退職手続きのため訪れた際、同僚の女性(当時26歳)を会社倉庫に誘い出し、ナイフで脅し現金約24000円とバッグを奪ったうえ強姦、「誰にも言わんから」と命乞いする女性を事件隠蔽のために刺殺。さらに住田は女性の遺体を車に乗せ契約していたガレージに運んだ後に、刃物で切断して大阪市内の川やゴミ捨て場などに遺棄した。数時間後、女性が突然姿を消したことを不審に思った会社が警察に通報し、警察が防犯カメラを調べたところ、住田と女性が一緒に映っていたことが判明。犯行からおよそ1週間が経った10月6日、住田は容疑を認めたことから逮捕された。

 住田が女性を脅して強姦、殺害する際に使ったナイフは、犯行のために住田が予め用意したもので遺体切断に使ったのこぎりや包丁なども犯行前にガレージに持ち込んでいたことが明らかとなった。また犯行前に会社倉庫の周辺をチェックしていたことも分かっており、事件は場当たり的な犯行ではなく、計画性のあったものと判断されている。

 犯行の動機について住田は元恋人が他の男性と結婚したことでショックを受け、苛立ちを解消するために強姦殺人を犯したと供述。被害者とは所属部署も勤務フロアも違くあまり接点がなかったが「可愛くて好みのタイプだったのでターゲットにした」というものだった。また別の同僚女性や同じマンションに住む女性もターゲットにしていたことも判明、どの女性も住田との関係性は薄く、容姿の好みで選んでいたという。

 2013年2月14日、第一審・岡山地裁で住田は「警察に捕まらなければ何をしてもいい」「出所後にまた殺人をする」などと発言し、反省の色を全く示さなかった。ところが死刑の線が濃くなると態度を一変させ、「本当は反省しています」「やっぱり両親を残して死ねない」などと言って涙を流した。弁護側は被告人は前科がなく、本事件では1人しか殺害していないことも強調したが、求刑通り死刑判決が言い渡された。弁護側は判決を不服として即日控訴したが、同年3月28日付で本人が控訴を取り下げたため死刑が確定した。殺害された被害者が1人である殺人事件の被告人に裁判員裁判で死刑判決が言い渡された事例は3例目で、被告人に前科がない事件では初だった。

 2017年7月13日に広島拘置所で死刑が執行された。住田は死刑判決確定後、接見した弁護人を通じて「被害者の命を奪ってしまったのに自分は生きているという罪悪感があります」「今後はみなさんに対して思いをはせ、自分にできる供養をしていきたいと思います」との思いを遺族側に伝えたという。

 2017年7月13日死去(享年34)


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