胡桃沢耕史


胡桃沢耕史

胡桃沢耕史(くるみざわこうし 本名:清水正二郎 1925年4月26日生)
 [作家]


 東京生まれ。高校時代から作家を志す。1953年からNHKプロデューサーとなり、1955年に「清水正二」名義で中央アジア探検を舞台にした『壮士再び帰らず』で第7回オール讀物新人賞を受賞し、作家専業となる。1983年に息子と娘の名前から取ったペンネームの胡桃沢耕史名義で、満州、中国大陸を舞台にした『天山を越えて』で第36回日本推理作家協会賞を受賞。同年、シベリア抑留生活を描いた『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞した。

 他に『旅人よ』など、独特な色彩を放つ作品が多い。代表作『翔んでいる警視』シリーズは直木賞受賞後、新規に独自の路線を築き、大ベストセラーとなった。

 1992年5月4日、神奈川県鎌倉市の自宅でファンと称する中年女に包丁で刺される事件が発生。女は「胡桃沢さんのファンで、小説を書いたので見てほしい」と電話をした上で訪問、胡桃沢が応対に出たところ、傘の中に隠し持っていた出刃包丁でいきなり胡桃沢の右胸3ヶ所を刺したという。悲鳴を聞いて駆け付けた家族が女を取り押さえ、女は警察に現行犯逮捕された。女は取り調べで「胡桃沢さんを殺すためにロシア大使館から来た」などと意味不明のことを供述していたという。刺された胡桃沢は幸い命に別状はなかったが、全治3週間の怪我を負った。

 胡桃沢は1994年3月22日、多臓器不全のため死去している。


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