緊急の赤い回転灯が 夜の街に鮮やかな光を放っている 「綺麗」 鳴り止まないサイレンと赤色を 呆然と眺めながら また心が躰から離れようとしているのを感じていた 君と同じものを手に入れて その意味を知ってもなお 君への回路を断ち切れずにいる それはもうひとつの生命線だった 現実と欲望の狭間で息をしている 私を手遅れだと嘲笑うかな それとも、君も。 心の中で呼び続ける 君の名が 口を衝いてしまわぬように 私は無口になる (敗けたわけではないのだと、どうか伝えて。) そうして 繰り返す日々の隙間で 何度も心の手綱を引く 解き放つわけにはいかないのだ 君が私に そうしたように . [.] [.] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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